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学生のみなさんへ〜研究室を希望されない方にも |
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「なんで、こんなことを勉強しなくちゃいけないんだ」
「こんなこと学んで、本当に役に立つのかな」
大学の講義を受けている学生のみなさんの中には、
このように思われている方が、多いのではないでしょうか。
確かに、自分が学んでいることが、将来全く役に立たないのならば、
勉強に対するモチベーションが下がるのは、当然のことだと思います。
それでは、いったいどれくらい役に立つのでしょうか?
日産自動車(株)の最高経営責任者(CEO)であるカルロス・ゴーン氏は、
雑誌のインタビューで、次のようなことを言っておられました。
大学で学んだのもで、役に立ったものは2%ぐらい
大学は学習する方法を学ぶ場所であり、
自己を律する方法や周囲に適応し他人と共同作業をする方法、
自分で考える方法を学び、将来のために準備をする場所
わずか2%というのは、大学教員としては反論したくなりますが、
確かにもっともだと気づかされました。
大学を卒業・修了して社会に出ると、厳しい競争社会が待っています。
その中で、一人で戦っていくためには、十分な準備が必要です。
リングや土俵に上がる前に、しっかりと筋力トレーニングをして、
スパーリングや立ち会い稽古をしなければ、
ただ負けてしまうだけでなく、大けがをしてしまいます。
私(川井)は、大学の研究室というのは、そんな準備の場であると考えています。
一人ひとりに与えられた課題(研究)に向かい、問題解決能力を学ぶ場です。
みなさんには、自分で学習し考えること、自分を律すること、
またコミュニケーションをとり共同作業を進めることなどを、
卒業論文研究、修士論文研究を通して、学んで欲しいと思っています。
私たち教員がサポートします。
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