電子工学研究所名誉教授、中西洋一郎先生が、EuroDisplay 2019で Boris L. Rozing Prizeを受賞されました。
Society for Information Displays (SID)における国際会議の一つであるEuroDisplay 2019が2019年9月にベラルーシの首都ミンスクで開催され、電子工学研究所名誉教授、中西洋一郎先生に対し、永年に亘るディスプレイ工学分野での貢献したとして、Boris L. Rozing Prizeが授与されました。
賞の創始者である、Boris Lvovich Rozingはロシアの科学者であり、テレビ黎明期の発明家として知られ、高柳健次郎教授より先にブラウン管を使用したテレビシステムを着想した。また、電子式テレビカメラを最初に開発したことで知られているVladimir K. Zworykin博士はサンクトペテルブルグ国立工業大学の出身で、Rozingの教え子である。
掲載情報:EuroDisplay 2019のURL : https://eurodisplay2019.bsuir.by/
その他:Program Committee ChairのKristiaan Neyts教授(ベルギー、ゲント大学)は
ディスプレイ分野では国際的に活躍していて、電研での国際シンポジウムに招待したことがある。
SID Russian Chapter ChairのMaximSychov教授(サンクトペテルブルグ国立工業大学)とは
2000年より電研との共同研究をスタートさせ、現在は同大学と本学とは大学間交流協定を結んで、
教員、学生の交流を行っている。
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