11月21日、22日に第19回高柳健次郎国際シンポジウムが開催されました。
2017/12/6
静岡大学電子工学研究所では、第19回高柳健次郎メモリアルシンポジウムを去る11月21日から22日に浜松キャンパスで開催した。
このシンポジウムは、浜松高等工業学校(現・静岡大学工学部)で研究され、「日本のテレビの父」と呼ばれている故高柳健次郎先生の業績を称えるとともに、同氏の意思を受け継ぎ、イメージングサイエンスの更なる発展を目指して、研究者の集いの場として平成11年から毎年開催されている。
第19回を迎える今回のシンポジウムは、Toward Advanced Imaging Science Creation
―From quantum physics to photonic and medical applications-と題し、ナノサイエン
ス研究者5名を海外から招待し、最先端の研究成果が報告された。また、例年の高柳賞受賞
者の講演を始め、昨年度に引き続きネットワーク型研究拠点として研究連携を進めている、
東京医科歯科大、東京工業大、広島大から代表する研究者を招き、新たな研究領域「生体医
歯工学研究」に関連した最新成果も発表された。その他、研究所の若手研究者による講演や、
ポスドク、ドクターコースの学生によるポスターセッションが行われ活発な議論がなされた。ポスター発表では、前年の31件を上回る39件の発表があった。
二日間の会議での参加者は、昨年を上回る255名(うち海外から77名)にのぼり、シンポジウムは盛況のうちに閉幕した。